Step1 まずはラブリコアジャスターを設置する場所の天井や床の強度を確認する
ラブリコのアジャスターは、木材を床と天井に突っ張って柱を立てることができるDIYパーツです。
使うのは、2×4材(ツーバイフォー材)や1×4材(ワンバイフォー材)と呼ばれる市販の木材です。
柱を突っ張る場所の強度が弱いと、天井が浮いてしまったり穴が空いてしまう恐れがあるので、事前に必ず確認しましょう!
天井の下地が通っている場所もしくはその付近は強度がしっかりしていることが多いです。脚立に乗って天井を叩いて確認するとゴンゴンと鈍い音がします。下地が無い場所は中が空洞になっていて、叩くとコンコンと響くような軽い音がします。
さらに確実に確認する方法として、下地センサーを使う方法もあります。下地センサーはホームセンターなどで購入することができます。
床については、フローリングなどの固い場所に設置しましょう。じゅうたん、畳、クッションフロアの上は、突っ張る力や木材の重さで沈み込んでしまい、転倒の危険があるのでご使用いただけません。
Step2 天井から床までの高さの測り方(動画で解説)
設置する場所が決まったら、天井の高さを測りましょう。
2×4アジャスターは2750mmの高さまで、1×4アジャスターは1850mmの高さまで対応しています。
こちらの動画では、5円玉と糸とメジャーを使った天井高を計測する方法をご紹介しています。
身近にあるものを使って、垂直も測れるのでおすすめです◎
ホームセンターなどで販売されているレーザー距離計という道具を使って計測する方法もあります。レーザー距離計を使うことで、より高い精度で天井高を測ることができます。
Step3 必要な長さの2×4材を購入しよう
天井の高さが測れたら、次は木材の準備です。
木材の長さはアジャスターの品番や使用用途によって異なりますので、取扱説明書を確認して間違いのないように計算しましょう。
ラブリコアジャスターの一覧はこちら ※商品仕様のページから取扱説明書のダウンロードが可能です。
誤差がないように正確な長さの木材を用意することがとっても大切です!
2×4材についてさらに詳しく知りたい方はこちら
ホームセンターやオンラインショップで木材をカットしてもらった状態で購入すると安心です。
ホームセンターによっては、資材を運ぶための軽トラックなどのレンタルを行っているところもあります。
平安伸銅工業公式オンラインショップではラブリコ専用オリジナル集成材を販売しています。
カット・塗装済みの木材を購入すればきれいな木材が届くので、自宅で加工をすることなくすぐに設置ができますよ◎
LABRICO専用オリジナル集成材について
公式オンラインショップの木材セットを見る
Step4 ラブリコアジャスターの取り付け手順(動画で解説)
ラブリコアジャスターの使い方は簡単です。アジャスターを取り付けるのに特別な工具や道具は必要ありません。柱にする木材の両端にアジャスターをセットして垂直に立て、上キャップのジャッキを締めるだけでしっかりと柱を固定できます。(※一部工具が必要なアジャスターもございます。)
2×4アジャスター
2×4アジャスター ライト
Step5 ラブリコアジャスターは定期的に点検しよう
ラブリコアジャスターを設置した後も、天井や床材の構造・強度等によっては天井や床材が変形し緩む場合があるので、取り付け2~3日後、 その後も週に1回程度は定期的に確認をしてください。
ラブリコ 2×4アジャスター DX□-1
こちらのアジャスターがゆるい場合は調節ねじを上から見て時計回りに回し、圧着固定させてください。
ラブリコ 2×4アジャスター ライト BX□-1
ラブリコライトには、高さ調整板が2枚付属しています。下キャップに入れる組み合わせによって、木材の加工ミスや設置場所の天井高の微差を-5~+5mmまで調整できます。
DIYって大変そう…と思っていた方も、小さな一歩から始めれば大丈夫です◎
ラブリコアジャスターは使い方をマスターすればお手軽にDIYができるアイテムです。
自分で作った棚には愛着が湧くこと間違いなし!
ラブリコには今回ご紹介したアジャスター以外にも色々なアイテムがあります。ぜひラブリコを活用して、DIYライフを楽しんでくださいね♪