on your spaceではDRAW A LINEユーザーの、暮らしや働くことへの価値感、日々大切にされている「私らしい暮らし」をお届けします。
今回訪れたのは、京都でHair Salonを運営されている、graph. hairさんです。
graph. hair
JR京都駅のほど近く、京都市下京区の落ち着いたエリアにあるHair Salon。2021年10月にOPEN。「癒し」をテーマに、落ち着いたカフェテイストの雰囲気で、3席のみのプライベート空間が魅力。
https://beauty.hotpepper.jp/slnH000557494/
山村隆行
18歳から美容業界に携わる。23歳まで理容師として活躍し、23歳からは美容師として大手のヘアサロンで17年間勤務。スタイリスト、店長から社内のカット講師まで務める。その後、2020年に独立し、graph hairを立ち上げる。
ー 今回はよろしくお願いします!お店の外も中もとてもオシャレですね。
山村 ありがとうございます。オシャレ過ぎて入りづらい雰囲気にしたくなくて、誰でも入りやすい内装にすることを意識しました。テーマは「癒し」なのですが、来ていただく方がリラックスできるように、一見Hair Salonに関係ない雑貨やアンティーク家具を入れています。
ー 照明の一つ一つにもこだわりを感じるのですが?
山村 中学生以来の親友にセレクトしてもらったんです。僕からは癒しやくつろぎをテーマにしたいとお伝えしたのですが、彼が色々なお店で掘り出し物を探してくれました。個性のある照明があることで、店の雰囲気が柔らかさを残しつつも引き締まってとても気に入っています。
ー 親友にお任せしてセレクトいただくのってステキですね。他に設備などでこだわったポイントはありますか?
山村 シャンプーチェアですね。正直、美容室でここまでハイスペックなモノは必要ないとも思うのですが、ヘッドスパ用のシャンプー台を使っています。お客さんが少しでもくつろぎを感じられるように寝られる仕様で、首が痛くなりにくくなっています。座り心地やラクな姿勢でいられることで、ただ髪の毛を切るだけでなく、心からリラックスして元気になって欲しいですね。
ー ところで、DRAW A LINEも色んな所でご活用いただいてますね
山村 そうなんです。一つはカットチェアーの横で使ってるんですが、Move RodにBook StandとBook Rack、それにTrayでサイドテーブル的に使っています。カットしてるときにBook Standの上のタブレット端末で動画を見たり、Book Rackにおいた雑誌を読んだりできるようにしています。どうしてもミラーテーブルに置いてしまうと机の上がゴチャゴチャしますし、必要のない人にとっては邪魔になってしまうのですが、スッキリ収納できるので、視覚的にもノイズにならず、使わない時は別の場所に動かせるので、便利ですね。
ー 必要な時だけ持ってこれるのはいいですね。同じくMove Rodはシャンプーする場所でも使っていただいてますね。
山村 そうですね。シャンプーを置く場所として使っているのですが、手の届きやすい場所で使えるのがとても便利ですね。既製品だと、棚の高さが決まってたり、収納力がある事で逆にゴチャゴチャするのですが、Move Rod と Trayの組み合わせは必要最低限の組合わせを実現できるので、見た目もスッキリしますね。
ー 収納力を絞るからこそのスッキリ感はいいですね、納得です。別の場所ではTension Rodも使っていただいてますね。
山村 こちらもカットチェアーの近くで使用しているのですが、Lampを付けています。暖色系のライトを使うことで店内を柔らかい雰囲気にしたいのと、日が暮れて外から見ると雰囲気がでるのでとても気に入っています。優しい光に惹かれて店内を覗いてくれた方が入ってきてくれたら嬉しいですね。Tableには観葉植物を置いたりと、なるべくリラックスできる空間になるように意識しています。
ー お客さまにリラックスしてもらいたいという山村さんの思いがとても伝わる使い方だなと思います。最後に、このお店をどのような場所にしたいですか?
山村 僕がこの店を立ち上げたのは、若いスタイリストのあこがれの場所を作りたいと思ったからなんですね。僕らの世代はカリスマ美容師に憧れがあり、あの人がいる店で働きたい!なんて思ったりしたのですが、このお店では、スタイリストの魅力はもちろん、お店全体の世界観を大事にしたいと思っています。ただ髪を切るだけではなく、癒しを届けることを軸に、アイコニックな場所にできたら嬉しいですね。
ー 素敵な思いの詰まったお店ですね。本日はありがとうございました!