on Living Room 絵本とDRAW A LINE

on Living Room 絵本とDRAW A LINE

目次

on your spaceではDRAW A LINEユーザーの、暮らしや働くことへの価値感、日々大切にされている「私らしい暮らし」をお届けします。

今回訪れたのは、プロダクトデザイナーとして活躍されている石橋さんのご自宅です。

石橋さん
プロダクトデザイナー。大手インテリアメーカーで商品企画業務に従事した後、平安伸銅工業株式会社にて、DIYパーツブランド『LABRICO』のプロダクトデザインを担当。『DRAW A LINE』の立ち上げにも関わる。
2児の母で家族4人暮らし。最近はキャンプにはまって週末は近郊のキャンプ場に行くことが多い。



ー 現在はどのようなお仕事をされているのでしょうか?

石橋 日用品・インテリアを扱うメーカーに勤務し、プロダクトデザイナーを担当しています。商品の企画・デザイン作成やブランドの世界観を考えたりしています。

ー とても多方面に活躍されていると思うのですが、同時に小さいお子さん2人のお母さんでもありますね。

石橋 そうなんです。毎日、仕事と育児に追われる日々で、男の子2人に振り回されています笑

インタビュー中にもお子さんが・・・笑

ー お仕事だけでも、とても大変だと思うのですがパワフルですね。子育てをする上で意識されていることはありますか?

石橋 こどもが集中していることを妨げないように、一番興味があることに寄り添うようにしています。長男はシャイ、次男は自由奔放と性格も違うのですが、それぞれの違いをちゃんと意識して、恐竜が好きなら博物館に一緒に行ったり、本を読んであげたりなど、寄り添ってあげられるように常に意識しています。

ー ご家族とはどのように過ごされているのでしょうか?

石橋 最近は週末にキャンプに行くことも多いのですが、おおくは家族みんなリビングで過ごすことが多いですね。

ー ご自宅も、キレイに整いながらもお子さんが自由に遊びまわれそうな優しい雰囲気でステキです。特にお気に入りのスポットはありますか?

石橋 ママとしては、子どもと遊ぶスペース。個人としては、植物の棚がお気に入りです。なるべくグリーンがたくさん見える環境で過ごしたいので、部屋のあちこちに置いていますね。笑 植物が常に見えるだけで心が落ち着きます。ちなみにこの棚は、兄弟分の増え続けるおもちゃ収納に困り、DIYしました。棚の上はこどもの手が届かないので、植物や季節物を飾っています。

ー 植物のある暮らしはいいですね。あと、こんな素敵な棚を自作されるなんてスゴイですね。笑 お部屋のインテリアにもこだわりを感じるのですが、選ぶ基準や、どういったモノが好きなどはありますか?

石橋 選ぶ基準はあまり明確ではなくて直観ですね。笑 気になった商品を購入するかどうか悩むことはあるのですが、結局最初の感覚に頼ってる気がします。好きなモノに共通してるのはなんでしょう…シンプルさだけではなく、素材や柄のアクセントがあるものが好きです。なので、ちゃんと質感をみるために実際に触ることのできる実店舗で買うことが多いですね。

ー ちゃんと実際にみないとわからないことって多いですね。少し話は変わりますが、石橋さんは今回ご紹介させていただいているDRAW A LINE Bookシリーズの開発にも関わられていますね。

石橋 はい。ブランドデザイナーのTENTさんと商品案を考える所からご一緒させていただきました。みんなで本当に色々な案を考えたのですが、最終的に「本を飾れるアイテム」という、とてもシンプルな製品が出来上がりました。DRAW A LINEはいつも考え尽くして、そぎ落として、これ以上ないくらいシンプルな製品に仕上がるので自分でも不思議ですね。笑

ー 実際にご自宅でどのように使われていますか?

石橋 Tension Rod CにBook StandとBook Rackを置き、子どもの絵本を飾っています。開発時は、自分のためというよりもオシャレな人向けの商品だと思っていました。でも、子どものために使うと新しい発見もありとても良かったんです!こどもの目線の高さに合わせられて、絵本だけじゃなく、好きな人形やおもちゃを一緒に置けるので、今では子どものお気に入りスペースになっています。

ー お子さんのお気に入りを置く場所って、なんだかカワイイですね。あと、Move Rodもお使いいただいてますね。

石橋 そうなんです。Move Rodには、Hook AとHook Bをつかって子どもの服や帽子をかけています。高さもちょうど良くて、子どもが自分で支度してくれますね。教育にもいいと思いました。開発当初はこのような使い方を想定していたわけでは無かったのですが笑、しっくり来ていますね。

ー 実際に使われてみて、あらためてDRAW A LINEの良さは何だと思いますか?

石橋 うちはリビングにこどもスペースもあるのですが、子ども専用のスペースに特化したインテリアにはしたくなかったんですね。子どもにとって快適な空間であることは最優先なのですが、子どものお世話をする大人にとっても心落ち着く快適な空間にしたかったんです。DRAW A LINEは、とてもシンプルなので、こどものモノを置いても、大人のモノを置いてもどちらの雰囲気にもマッチするところが気に入っています。

ー 最後に、自分らしい暮らしや心を豊かに日々過ごすために大切なことは、どんなことですか?

石橋 ついつい、子ども中心の毎日になってしまいがちなので、たまには視線を外して自分の好きな物や植物を眺めると心が落ち着きます。最近気づいたことなのですが、自分が大事にしている物は、だんだん子どもも大事にしてくれるようになってきて、最近は植物のお世話をしてくれたり、模様替えを手伝ってくれたりします。子どもを大事にしながら自分も大事にするって、当たり前のようですが、とても大切な事なんだと気づけましたね。

ー とてもステキな考え方ですね。自分も大切にする事って、周りにとっても大事なことなのかもしれませんね。本日はありがとうございました!

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