DRAW A LINEユーザーが日々大切にされている「私らしい暮らし」をお届けするメディア、on your space。
ここでは、暮らしを豊かにする様々な切り口について、DRAW A LINEから各分野のスペシャリストにお話を伺います。
今回のテーマは「植物」です。
今回のスペシャリスト:かいさん
農業関連会社勤務。2021年10月からInstagramにて植物育成のノウハウをブログ形式で発信を開始し、現時点でフォロワー数12万人を獲得している。noteなどの媒体でも活動範囲を広げる他、「おっちょこ植物店」(仮称)という店名で植物販売も行っている。
Instagram:@botanical_vlog
植物店:@shigure_plants
植物専門ブロガーに聞いた、植物に関する5つのQ&A
Q. 1K8畳の部屋に住んでいます。初めにどんな植物を買えばいいでしょうか?
A. コンパクトに育つものを選びましょう。
スペースが限られる部屋なら、なるべく圧迫感がないものを置きたいですよね。植物を選ぶとき、初めのコンパクトさはもちろんですが、その後どんなふうに成長するかについても考えましょう。例えば、枝が横に広がったり、葉が大きくなったりしにくい、ベンガレンシス、ティネケなどの植物がおすすめです。
Q. 部屋に陽が当たらなくて暗いです。どうすれば植物を育てられますか?
A. 照明の力も借りてOK。
場所は日当たりのよい窓際がベストですが、どうしても難しい場合は、照明を使って補いましょう。植物の光合成の波長に合わせられる、観葉植物用・アクアリウム用のライトもたくさん売っていますし、一般的な照明であっても、人が暮らせるくらいの最低限の明るさが確保できれば大丈夫です。
Q. 忙しくてこまめに水やりができなさそうです。植物育成はあきらめた方が良いでしょうか?
A. 手入れしすぎないくらいがちょうどいいです。
実際は、敢えて土をなるべく乾燥させて耐性を付ける方法もあるくらいで、こまめな水やりがないくらいが上手に育ったりします。僕自身、水やりしすぎて根腐れさせてしまったことも多いです。不安であれば、ハオルチアやアガベなどの小さめの多肉植物や、ゴムの木など、乾燥に特に強いものからスタートするのはどうでしょう。
Q. 出張で家を空けることがあります。やっておいたほうがいいことは?
A. 家を出る前の水やりと、空気を動かすサーキュレーターです。
数日間だったら気にする必要もないくらいですが、1週間以上手入れができない場合は、家を出る前に水やりをすれば安心です。あとは、空気が止まらずに循環していた方が自然環境の状態に近いので、部屋のどこかで風が起こる場所を作ると良いですよ。僕は小型のシンプルな首振り式サーキュレーターを使用しています。
Q. 植物を育てていて良かったな、と思うことは何ですか?
A. 生活リズムが整いました。
やっぱり管理のために時間を割かれますけど、それが逆に生活に良いリズムを作り出しているんです。水やりの十数分のために早起きすれば、そのあとの朝の時間を有効活用できますし、予定のない休日も、家を出て植物ショップに行くようになりました。植物を育てるうえでの習慣ができたことで、心の余裕や充実感が得られていると感じています。
DRAW A LINE×植物。
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おすすめポイント:光も水も、植物に必要なものが一か所でまとまる
Hook B に植物をかけた状態でLamp で光を当てたくて、この組み合わせを選びました。窓際に設置して、Trayには水やりの道具を置いています。Tension rod で縦方向に収納が利くので、横幅のスペースが確保しづらい人にもおすすめ。Book standには今後植物関連の本も飾ってみたいです。
最後に かいさん からひとこと
植物を育てるとなったときに、始める前から、枯らしてしまわないか不安だという相談をしてくる方がたくさんいます。自分のことだと思った人は、心配する前に、ぜひまずは一本ためしに選んでみて、植物と暮らす楽しみを少しでも体験してみてください。