“カオス”な玄関にラブリコを。<br>同棲暮らしは、ままならない。

“カオス”な玄関にラブリコを。
同棲暮らしは、ままならない。

ここでは、暮らしにまつわる悩みを解決したり、暮らしの変化を楽しんだりする、「誰か」のお話をお届けしています。

「こんな暮らし、いいかも。」とあなたの暮らしを変えるヒントになれば幸いです。

ライター ペペ井
平安伸銅工業のスタッフ。最近パートナーと一緒に暮らし始めた20代女性。一人暮らしと二人暮らしは勝手が違うなあと、「暮らし下手」に悩みながら家の動線を改善中。仕事のために…から部屋に立てたラブリコは、いつの間にやら計30本。

同棲の始まり。そのフェーズは、「カオス」のひとことでしか表せない。

こんにちは、平安スタッフのぺぺ井です。
半年ほど前から、パートナーと一緒に住むことになりました。
ほほえましい話から始められれば良かったのですが、「生活下手」といえてしまう二人が、えいやで同じ空間に住み始めるるとどうなるか。

心を込めて、冒頭文をお送りします。

住んでから気づく、私とパートナーの違い。

住み始めてから、これまで知らなかった、自分と相手それぞれの「癖」に気が付くことってないですか?

例えば、荷物の置き方。

パートナーはとにかく記憶力が良い。その能力に全振りした暮らし方をしてきたのがよくわかる。
通路や床に荷物が置いてあっても気にしません。だって、相手にとっては床も「収納スペース」で、どこに何を置いても全部覚えているから。
家の鍵、メガネ、社員証…毎日テーブルの上に積み重ねられた私物の山にぽんと放り投げ、翌朝その山にズボッと手を突っ込んで、ズルズルズルと目当てのアイテムを引きずりだすのです。
そしてその後は、床に散らばった障害物をするすると通り抜けて出勤していきます。

対して、自称「生きるヒューマンエラー」の私。
ダチョウなみの記憶力に強烈などんくささを兼ね備えた私は、彼の暮らし方ととにかく相性が悪い。
床に荷物が散らばっていればそれにつまづき、端っこに置いてあるものに引っかかっては落とし、すぐにどこに何があったか忘れる。

ひとりで住んでいた頃は「決まった場所にちゃんと片付ける」ことを習慣化させて、自分の忘却癖とどんくささに上手く付き合ってきました。
でもそれって、家に自分一人だったから解決したことだったんだな、としみじみ思います。

ままならない二人が生み出した「カオス」

そんな二人で、そもそも収納が少ない新居での暮らしがスタートし、速攻で部屋の隅々までカオスがまん延。当然のように床にモノをおくパートナーと、それにつまづき、毎日モノを捜索している私。
引っ越して1ヶ月経ってもほとんど足の踏み場もないままだった状態に、「ご勘弁を!」と音を上げたのは私の方でした。

中でも困ったの場所の1つが玄関でした。

靴箱はもとから部屋についていたのですが、既に他の荷物でいっぱいで、2人とも扉を開けるのが億劫になり、履いていた靴は脱ぎ散らかされたままに。

毎日ちらばった靴を避けつつ踏みつつ部屋に入る日々。
出張の多いパートナーは、靴を避けてスーツケースを移動させるのがとても大変そう。
しかも、当時は冬だったので、厚手のコートをかける場所がなく、いつも2人分の上着がその辺に置きっぱなし。そして私がまたそれを踏んづけてすっ転ぶ。

この状況、なんとかできないものか…!

足の踏み場もない玄関を、ラブリコで改善!

そんな時、思いついたのがラブリコで玄関ラックをつくることでした。

大容量の壁面収納に定評があるラブリコ。
玄関の幅に合わせて天井までめいっぱい使って収納がつくれる。
特に、我が家はピンがささらない壁だったので突っ張って取り付けるのも良さそう。
一人暮らしの時もラブリコで棚を作っていたのでなんとなく完成系は見えています。

この課題はラブリコマスターの私に任せろ!!

下段には棚板をつけて靴の置き場を、上段には伸縮ラックを使ってコートなどの上着をかけるスペースを。
連結パーツなどいろんなパーツを駆使した棚をつくりました。

「私の」理想の玄関が完成!けれど…。

玄関は期待通りスッキリ。

靴は浮かせて置けるようになったし、帰宅してすぐにコートを脱いでバッグを掛けてからリビングに向かう、という動線が生まれました 。

パートナーもキャップなどの小物を置いたり、コート掛けができて導線が整ったことは嬉しそう。

しかし、全てが順調というわけではなく…。

靴置きとして使おうとしていた棚板。
「1×8の木材ならパートナーの靴も置けそう!」
とざっくりとした感覚で木材を購入したのですが…。

実際使ってみると、ゴツゴツとしたスニーカーや革靴が棚に乗り切っておらず、適当にのせるとすぐに落ちてしまいました。

スーツケースは玄関を通りやすくなったものの、乗り切っていない靴を引っかけてなぎ倒していくのも難点。

それに、少し狭くなった分の圧迫感。
私ならスムーズに通れても、大柄なパートナーには少し窮屈そう。

「私だけじゃなくて、パートナーの使い心地をもっと見て考えておけばよかった…!」

2人で暮らすって、やっぱりひとりとは勝手が違います。

でも、それも誰かと住むこのと面白さと難しさなんですよね。
自分にとっての快適が、必ずしも同居人にとっての快適とは限らない。
収納一つとっても、物の置き方や散らかりのパターンは人それぞれです。

暮らしをつくっていくって、お互いを大切に思うからこそ、ちゃんと理解して、すり合わせていくことが大事だし、なんて長い道のりなんだと改めて思いました。

このラブリコも、せっかくなので形を変えて、別の場所で活躍してもらおうかなと思います。そのお話はまた今度。

ぺぺ井が駆使したラブリコパーツ「シェルフレールシリーズ」

詳しくはこちらをご覧ください。
シェルフレールシリーズ特設ページ