ラブリコを使った基本的な棚のDIY手順を紹介!基本形をマスターすればDIYの応用無限!

ラブリコを使った基本的な棚のDIY手順を紹介!基本形をマスターすればDIYの応用無限!

突然ですがみなさん。お部屋の収納スペース、足りてますか?どんどんモノが溜まって、いつの間にか部屋がいっぱいに…なんていう方も多いのではないでしょうか?

私、実はフィギュア集めという趣味があります。フィギュアがどんどん増えていく一方、生活スペースが圧迫される事態に。娘のオモチャや絵本など、子供のアイテムも徐々に増え、我が家のリビングは常にたくさんのモノで溢れています。本来であれば、仕事は手早く終わらせて、すっきりとした我が家で優雅にミニマリスト的アフターファイブを謳歌したいところですが、現在の家ではそれも叶わず…。

Reading ラブリコを使った基本的な棚のDIY手順を紹介!基本形をマスターすればDIYの応用無限! 1 分 柱を立てずに有孔ボード(パンチングボード)を壁面に取り付ける方法。ナゲシレールブラケットを使ったDIY!
目次

賃貸住宅ならではの課題

そもそも家をすっきりさせるには

  • モノを捨てる
  • 収納を増やす

のどちらかしかないわけですが、これまで多くのコレクションを捨てるのは、簡単ではありません(笑)。

となれば、収納スペースを増やすしかないわけですが、私は賃貸住まいであるため、原状回復のルールが存在し、収納スペースを拡張するにも限界があります。

賃貸住宅の原状回復ガイドラインでは、壁に穴を開けてはいけない

国土交通省では、賃貸物件の原状回復について記した「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を公開しています。

こちらによると、明らかに通常の使用による結果とはいえないもの、つまり原状回復のルールに抵触する可能性がある例として、壁等のくぎ穴、ネジ穴などが挙げられています。

※賃貸物件における原状回復のルールは、各契約内容や管理会社によっても異なります。あらかじめお住まいの物件の規約をご確認ください。

つまり、新しく収納スペースを拡張するのは、賃貸住まいにとってはかなり難易度が高いといえます。しかし、ラブリコを使えば取り外しが可能な収納棚を簡単につくることができます。

これはやってみるしかない!

ラブリコで収納棚をつくろう

というわけで、基本的な収納棚の作り方をやっていきます。

用意するもの

  • 2×4アジャスター:2セット
  • 2×4シェルフサポート:2セット
  • 2×4木材(支柱用):2本(取り付けたい高さマイナス95mm)
  • 2×4木材(棚板用):2本
  • 電動ドライバーやメジャー、水平器、脚立など

その他あると便利なツールは以下の記事でも紹介していますので、ご参考ください。
DIYの強い味方。あると便利なDIYツール3種+1をご紹介!
https://ec.heianshindo.co.jp/blogs/labrico-inspiration/recommended-diytools
インパクトドライバーとはなにか。ラブリコメンバー所有のDIYツールもチラ見せします!
https://ec.heianshindo.co.jp/blogs/labrico-inspiration/whats-impactdriver

今回は一番ベーシックなタイプのアジャスターを使用します。

棚板も今回は2枚使います。木材の長さですが、乗せる重量とのバランスになります。棚板は長くなればそれだけたわみやすくなります(真ん中が下に沈んで反る)。また乗せる重量が重ければそれもたわむ原因となりますので、長さは1,200mmまでの棚を推奨しています。

もちろん電動工具や水平器、脚立などがあると作業がはかどりますので便利です。

STEP1:床で木材を組んでしまう

いきなり支柱を立てると、高いところの作業になったり、まっすぐ取り付けすることが難しくなったりします。なので、立てる前に床ですべての木材を組んでしまいましょう。

2×4木材(棚板用)に2×4シェルフサポートをネジ止めして「棚部分」を作ってしまいます。その後、2×4シェルフサポートの穴の部分に柱を通していきます。

壁に立てた際に棚が水平になるように、支柱用木材の端から長さを測り、マーキングしておくことで、左右同じ高さにシェルフサポートがくるように調整できます。

支柱に対して同じ位置に2×4シェルフサポートが通ったところで、2×4シェルフサポートと支柱をネジ止めして固定します。

これを合計4箇所、棚2枚分の固定をしたら、ほぼ出来上がりました!

STEP2:棚を立てて2×4アジャスターで固定して完成!

ここまできたらほぼ完成したようなものですね。あとは出来上がった棚を壁に立てていきましょう。ここで2×4アジャスターを使っていきます。

2×4アジャスターのキャップと支柱用の柱にかぶせていきます。木材の状態によって断面が若干歪んでいて取り付けにくい場合がありますので、ここはしっかり最後まで押し込んでかぶせるようにしましょう。

支柱二本に2×4アジャスターを取り付けたら、いよいよ立てていきます。木材のサイズによっては重量がありますので、気をつけながら立てていきましょう。

ここで歪みがないか、棚は水平になっているか、など確認してから、2×4アジャスターの調整ネジを締め、しっかりと固定していきます。

天井と床に対してしっかり突っ張って固定するので、天井や床を破損させないように注意しながら行ってくださいね。

さて、これで完成しました!

意外とラブリコがあれば簡単に棚を作れそうだと思いませんか?

賃貸に住んでいて収納スペースが作れなかった方や、DIYに抵抗があった方もぜひチャレンジしてみてください。

※文中のLABRICO2x4アジャスター、2×4シェルフサポート以外の製品は弊社製品ではございませんので、お問合せはご遠慮ください。